166246☆ああ 2018/03/12 01:17 (Mi-4c)
惨事の経験から
震災ではないが、ある事故に居合わせて、周囲の誰もが遠巻きにしたまま動かないので、仕方なくオレ一人で救助に行ったことがある
重傷だったことあって、責任感からくる緊張や不安が思ったより大きくて、寄り添うだけで何もしてやれない自分の無力を責め、自分の衝動的な行動を後悔し、何も手を出そうとしない野次馬たちにも激しい怒りが湧いてきたのもよく覚えている
それから何日か経って、何の前触れもなくそのシーンが脳裏にフラッシュバックして、気がつくとハラハラと涙が溢れて止まらなくなった
専門用語では「代理受容」っていって、患者や負傷者や犠牲者に入れ込みすぎて、言い方は悪いがミイラ取りがミイラになったようなもんらしい
完全にオレ自身が病んでいたんだな
で今度はオレが腫れ物になって周囲のみんなに心配をかけた
負の連鎖だなこうなると
何かの本を読んで「分離」を知って救われたが、不謹慎だろうがどこかで他人事だと割り切って本来の自分のタスクに忠実でいることが健康な心なんだとか
一種の防衛本能だな
要するにショックな出来事に寄り添いすぎてもダメなんだよ