176653☆おか 2018/04/29 22:13 (iPhone ios11.3)
男性
甲府に来る選手は、スピードもパワーもテクニックも兼ね備えたスーパーな選手では決してなく、特長もあるけど、ダメなところもある人たちばかり。吉田豊も、馬力はあったけどクロスは酷いもんだった。柏も、サイドの突破は凄かったけど、その後のクロスはどこ蹴ってんだ!って何度つっこんだか知れない。佐々木も、ハイボールに強かったけど、ミスばかりでヒヤヒヤしながら見てた。稲垣は運動量は凄かったけどそれだけで、この板でも相当批判されてた。でも、そんな選手たちを我慢して使い続けて、みるみる成長した。長所はさらに伸び、短所も克服し、結果甲府から旅立っていってしまったけど、今彼らはJ1のチームを引っ張っていっている。出て行ってしまったのは辛かったけど、こうやって選手を育てていくのが甲府の在り方だ!と誇らしくもあった。
同じことを監督にもできなかったのかな。3クラブ目だけど、実質監督としてはまだルーキー上がりくらい。勝負勘や結果へのこだわり方の部分は課題だけど、選手の育成は間違いなく才能がある人だし、選手からも慕われてた。まだ若いけど指導者としての評価は決して低い方ではなくて、ちょっとしたきっかけで超一流の指導者になれるくらいの資質はもった人だと思う。そうなれば、湘南と同じように安定した長期政権でJ1定着、上位も狙えた可能性はあったと思う。もちろん今結果が出てないから厳しい声が出るのは当然だと思うけど、少なくとも選手に対しては、それでも暖かく見守って、我慢して、育てることができた。それが甲府の良さ、強さだと思ってた。のに、今回サポーターが発端で結果退任になってしまうのが、残念で悔しくてならない。
J1にいた5年間で、サポーターは成長できたのかな?人数が減っていることをクラブのせいだと押し付けて、何かアクションを起こしてこれたのかな?ようやく起こしたアクションは監督を呼びつけて罵声を浴びせることだなんて、すごく残念。J1での5年間でサポーターの中で育ったのは、慢心と欲望だけだったのかな…。
本当に悔しい。本当に残念…。長文、すみません。