No.182338
監督のやり方
以前に甲府時代の大木さんと上野監督のやり方は似てるいるという事を書き込みさせてもらいました。甲府時代の大木さんの場合は、
『迷ったら前、前が無理なら横』を合言葉に選手達の思考を擦り合わせていました。
プレーもタッチ数の限定と距離感もショートに限定するなど、言うなればパターンサッカーに近いカタチで取り組んでました。
その上でバレーの個のチカラや藤田や倉貫のヒラメキがパターンだけでなく、アクセントや型破りに繋がっていくスタイルだったと思います。
その為に、研究されてきたり選手を引き抜かれると相手の中には、前にさえ入れさせなければ、甲府は横に廻すと割り切る相手に苦戦するようになったと考えます。
上野監督のサッカーの場合は、
『5秒5m』を合言葉に攻守の切り替えの際に、5秒間は5mまでの距離ならば、2度追い3度追い4度追いと追い続けます。
おそらく試合観戦をして、上野監督になってプレスの2度追い3度追いが格段に増えてるのを感じているのは自分だけではないと思います。
高野より松橋を選択するのもそう考えると、松橋の寄せの早さから理解出来ます。
攻撃もパターン練習が基本でその上で選手個々のアイディアでの変化を好みます。
攻撃にチカラを割く分だけ守備にはリスクを伴いますが攻撃で上回れば良しとする思考も似ている気がします。
上野監督が昨年の山口で成績不振により途中解任されたのも、前年からパターンにアクセントをもたらしていた島屋・福満・庄司・小池などを引き抜かれても、自分の理想のサッカーに殉じた印象を自分は持ちました。
厳密には理想のサッカーは二人それぞれ違うと思いますが、アプローチの仕方は似ていると自分は感じます。
ただ上野監督には過密日程の為に、ここまで自分のサッカーをキッチリ落とし込む練習時間は多くありません。
自分の勝手な印象では、吉田さん時代に取り組んでいたモノの成分構成だけを、現時点ではとりあえず変更している感じです。
簡単に言えば、リスクの少ないサッカーで勝つべくして勝とうとしていたのを、点を獲らないと勝ち点3はあり得ないので、リスクを負っても点を獲りに行く為に失点が増える諸刃の剣で勝利を狙うサッカーなのが現状だと思います。
もっと良くなったり上野甲府の色が出てくるのは、これからだと考えますし、失点を減らす為のやり方を落とし込むのもこれからな気がします。
個人的には、小出と今津が一生懸命に失敗を繰り返しながら実践の中でかなり伸びている良い時間だと感じながらここ数戦を応援してます。
ヴァンフォーレには上野監督の色やカタチが出てくる伸び幅しかないと思いますし、相手に対策された場合も山口時代の経験から新たな引き出しを開けてくれるのではないか?と自分も大いに期待してます。