228270☆ああ 2019/05/19 22:23 (iPhone ios12.2)
あるクラブのお話
昔むかし、あるクラブがありました
そのクラブは、他のクラブとは比べ物にならない予算でありながら、チーム一丸となってJ1の座を守っていました

しかしながら、その戦い方は現実的すぎるあまりJ1にいながら次第に客足が遠のくようになりました

そこでGM兼監督は、自身のスタイルを自己否定することになろうと、新たな攻撃的なサッカーを構築する新たな監督にチームを委ねました

しかし、その監督は選手を育てる事には長けてはいましたが、明らかに「自分が使いたい選手」と「そうでない選手」を色々な局面で分けるようになりました
例えば、練習は明らかに別々に行うようになりました
また、ホームで試合があるときの対応も変わりました。ベンチ外の選手はスタンドで観戦していても、ハーフタイムには下に降りて、試合に出ている選手にアドバイスするのがそのチームの良さでした。しかし、新しい監督は自分の意見と異なるアドバイスをするベンチ外の選手をよく思わず、次第に「ハーフタイムに降りてくるな」と排除するようになりました
練習でも試合でも、邪魔者扱いされた選手は次第にやる気をなくしました

新しい監督は一年ちょいでチームを去りましたが、次に来た監督もやはり選手をはっきり分ける監督でした
こうして一体感が売りのチーム内に、次第に不協和音が生まれてしまいました
1年目にベテランが中心にチームを去り、そして2年目にはチームに残すべき中心選手がチームを去りました

そんな2年の間、2人の監督の元で、選手に声をかけ続ける1人のコーチがいました
(続く)
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