317831☆あか 2021/04/04 11:22 (iPhone ios14.4.2)
男性
飲水タイム
1 下記の 6 の条件をこえた暑熱下の試合では、前、後半それぞれの半分の時間を経過し たころ(40 分ハーフの場合は 20~25 分ころ)、試合の流れの中で両チームに有利、不利 が生じないようなボールがアウトオブプレーのときに、選手に指示を出して全員に飲水を させる。もっとも良いのは中盤でのスローインのときであるが、負傷者のために担架を入 れたときや、ゴールキックのときも可能である。
2 選手はあらかじめラインの外におかれているボトルをとるか、それぞれのチームのベン チ前でベンチのチーム関係者から容器を受けとって、ライン上で飲水する。
3 主審、副審もこのときに飲水して良い。そのために第 4 の審判員席と、第 2 副審用として 反対側のタッチライン沿いにボトルを用意する必要がある。
4 スポーツドリンク等、水以外の飲料の補給については、飲料がこぼれて、その含有物に よっては競技場の施設を汚したり、芝生を傷めたりする恐れもある。大会主催者が水以 外の持ち込み可否及び摂取可能エリアについて、使用会場に確認をとって運用を決定 するので、その指示に従って、飲水する。
5 飲水タイムは、30 秒から1分間程度とし、選手にポジションにつくよう指示して、なるべく 早く試合を再開する。飲水に要した時間は、「その他の理由」により空費された時間とし て、前、後半それぞれに時間を追加する。
6 飲水を行う条件は、上記ガイドブックの「夏季大会開催における指針」に従い、以下の温 度以上の場合とする。
種別
4 種 2、3種
WBGT WBGT が用意できないとき (湿球黒球温度) 乾球温度 湿球温度
25°C 28°C 21°C 28°C 31°C 24°C
環境温度の測定値が得られないときは主審の裁量によって決定するが、安全を重視す るという観点から判断することが重要である。また、時間の経過にともなって環境条件が かなり変わった場合は、飲水を実施するかしないかの判断をハーフタイムに変更してよ い。
7 飲水を行う場合は、試合前(あるいはハーフタイム時)に両チームにその旨を知らせる。
8 飲水タイムは、あくまでも飲水のためであり、休憩や戦術指示のための時間ではない