364970☆東京在住サポ 2022/01/03 13:33 (Chrome)
未来へ
吉田監督、お帰りなさい。
ヴァンフォーレの監督を再び引き受けて頂けたこと、心からありがたく思っています。
今シーズンは、ヴァンフォーレにとって未来を左右する大きな1年になります。クラブ、スタッフ、選手、スポンサー、サポなど、クラブに関わるすべての人が、同じ方向を向いて1つになって歩めるか、そこに掛かっています。すでに吉田監督賛成派・反対派で割れているところですが、我々サポは、まず佐久間さんが吉田監督をなぜ再度招聘したかをよく理解しなければなりません。「継続性」だけを狙った人事ではなく、クラブの「進化」を実現させるための吉田監督招聘です。このことを理解しなければ、また負の歴史を繰り返してしまいます。
佐久間さんを筆頭に我々クラブが目指すのは、「クラブを取り巻く環境の変化に対応すべきサスティナブルなクラブ創り」です。J1昇格ももちろん大事な目標ですが、それだけにとらわれていては、このクラブに未来はありません。守備重視からポゼッションヘ、ベテラン頼みから若手主体へ、J1昇格を目指しつつ数年かけてクラブは変革を進めてきました。世代交代やチームスタイルの構築に失敗するクラブが多い中、またコロナ禍に直面しても、ここまでスムーズに移行できたことは、佐久間さんはじめ、スタッフ・選手の並々ならぬ努力の賜物です。しかし、今後さらに山梨という地域性や予算規模など様々な要因を考慮しつつ、国内外の経済や社会の急激な変化に対応しながらも、ヴァンフォーレが地域に愛され、Jで活躍し続けられるクラブであるためには、ここで歩みを止めるわけにはいきません。今回の吉田監督招聘は、そうした意味を踏まえてのものと理解しています。吉田監督に課せられたタスクはJ1昇格だけでなく、育成も踏まえたクラブ全体へのスタイルの浸透です。それができれば、ヴァンフォーレはより「サスティナブルなクラブ」に進化し、J1に何年も定着できる、誰もが憧れる今以上に魅力あふれるクラブになります。この理想の実現に粉骨砕身で取り組めるのは、私の知る限り吉田監督しかいません。
シーズンが始まって結果が出ないと、一部の人はすぐに解任と騒ぎ始めると予想しています。しかし、吉田監督が再任とは言え、数試合〜半シーズンで結果を出せというのは、非常に酷です。ただでさえ監督交代のサイクルが著しく早いJリーグにおいて、今、ヴァンフォーレに必要なのは、長期的なビジョンに立ち、これまで取り組んできたことを、この先も強い意志をもって継続し続けることです。そのために、我々サポが足枷になってはいけません。吉田監督は、ヴァンフォーレの未来に絶対に必要な人物だと私は信じています。ヴァンフォーレがこれからも我々の大切なクラブとしてあり続けるために、目先の結果だけでなく、ヴァンフォーレの将来に目を向けて、みんなで一丸となって歩んでいきたい。そう強く願っています。
新年早々の長文、大変失礼いたしました。