382650☆ああ 2022/04/25 20:27 (Chrome)
昨年の伊藤監督も、3421から、攻撃時は真ん中のCBが持ち上がる形のでの21241という形にする場合もあれば、左右のどちらかのCBがSBポジションに出て、WBをよりおし上げる場合もありました。
日本では、スタートポジションを複数できる人をポリバレントと言っていましたが、選手のポリバレントな才能とは、本来はこうしてポジションを可変しても生きる選手を指します。甲府の選手はこの部分での戦術理解度が高く、試合の中で展開によって、複数のタスクをこなせる選手が多いですね。
シャドーが外にはって、大外をえぐったSBのように働き、その内側のレーンをかけあがったWB、SB、さらにはCBが使うというのも、その段階ではDFではなく、FWの動きや決定力が求められるのですが、それを須貝選手、荒木選手などは高いレベルで行っています。
林田選手がCBに落ちる守備もポリバレントなものですし、長谷川選手がボランチに落ちたり、臣や新井が1列あがってアンカーをするのもポリバレントなものです。可変すると、役割も求められるスキルも動き方も変わるので、単にポジションを変えるだけではなく、別の選手として機能することが大事です。