386704☆ああ 2022/05/13 16:17 (Chrome)
私はサッカーではなく、ハンドボールを長年やっていました。
ハンドボールは欧州では人気スポーツで、手を使え、コートも狭いので、戦術がかなり複雑で、進化しています。
欧州サッカーの戦術の多くは、ハンドボールの戦術にヒントを得て、進化していると言われています。
ハンドボールでは、引きつけ、食いつかせ、ずらしていく、ということを徹底してやります。
外で回しつつ、たまに中に踏み込んだり、ポストに落としたりして数的優位を作ることに時間を割きます。
ただし、相手がシュートした瞬間は別です。ハンドボールは全員守備・全員攻撃なので、必ずまずは速攻です。
相手の守備が整う前に攻めるのが一番効果的だからです。
そこで詰まると、外でボールを回しながら、ズレをつくるように出し入れをするのです。
この早い攻撃と、遅攻のバランスこそが大事です。すぐに速攻を諦めるのは愚の骨頂です。
達磨さんのサッカーは、この部分が非常に物足りなないのです。
サッカーはハンドボールに比べてミスも多く、フィールドも広いので速攻のチャンスがたくさんあります。
もちろん全員攻撃はせず、ある程度の守備陣形は保たれているので、速攻がうまくいかないことは多々あるのもサッカーです。
だからこそ、ショートカウンターや攻守の切り替えの早さでチャンスになったときは、シュートに向かう積極性が大事です。
迷ったら前、これが達磨サッカーには少なすぎます。