428680☆甲府 2022/10/04 22:11 (SHV48)
男性
ヴァンフォーレ甲府の道より
後半34分の失点シーンはまさにその典型的な例として挙げられるもので、ほぼ一方的に攻め込んでいるときは自分たちでも知らないうちに陣形が前のめりになっているケースが多々見受けられます。このシーンでは攻撃に上がっていてその裏がガラガラな状態でカウンターを受ける場面ではありませんでしたがDFラインが浅く設定されており、栃木は中央突破を仕掛けてワンタッチで次々にパスを回すと最後はマンシャ選手の裏にポジショニングをとった根本選手がループでシュートを決めます。まずはこちらのバイタルエリアに広いスペースが空いておりそこに栃木の選手が2人入っていたことが失点への引き金。そこにボールが入ったときにヴァンフォーレの最終ラインは前に奪いに行くのかそのままリトリートしながらディフェンスラインを組織的に保つのが良いのか一瞬判断に迷ってしまったことも対応に後手を踏む要因になりましたね。そのマークの受け渡しなどは試合中にフォーメーションを4バックから3バックに変更した影響で組織的な守備形成に必要な連携が確認不足だったかもしれません。今回の栃木のシュート数は4本で枠内シュートは得点シーンのわずか1本のみだったので、ほとんどピンチがなかった守備陣が急に鋭く攻め込まれて慌ててしまったのも失点に繋がった要因だったように思いますね。そして後半40分のマンシャ選手の一発退場。ボールの奪い合いの場面で強烈なプレスを受け一瞬カッとなり頭に血が上った影響もあったと思いますが、アフターで行為に及ぶのは看過できません。あと攻め込みながら試合がうまく進められずに失点してしまったショックもイライラを増幅させた原因のように思います。1点リードされている状況で終盤の時間帯に10人での戦いを強いられた時点ですでに試合の勝敗はついていましたね。
☆敗因は?
そのまま0対1のスコアで敗れたヴァンフォーレ。その敗因として考えられるのは、シュートを狙える場面で狙わない消極性だと個人的には思います。先ほども言ったようにこの試合はヴァンフォーレが優勢に進めている時間が長く、相手陣地のなかで攻撃が展開されるシーンが数多くありました。もちろん相手の守備ブロックの強度に悩まされていたことはありましたが、すべての場面で攻撃が全く通用していないことはなく数多くのチャンスは作り出せていました。この試合ではヴァンフォーレはシュートを20本放ちましたが、それでも少ないと思えるほどたくさんのシュートを狙える機会が事実としてあります。確実にゴールに結びつくまではシュートを無理に狙わないことがチームの決まりごとになっているのか分かりませんが、ある程度まで攻撃が展開できても無理には仕掛けずにバックパスを選択し再び攻撃を仕切り直すシーンが目立っています。もちろんシュートを打っても相手にブロックされてボールを拾われカウンター攻撃を受けるリスクはありますが、そこを積極的にシュートを打てばDFにブロックされてもボールが転がってチャンスが不意に訪れる機会も巡ってくるかもしれません。ゴールに対して自分からアクションを取っていくことは非常に大切で、試合中に確実にゴールに結びつく場面の遭遇確率は低いので、そこのゴールの確率を少しでも上げる努力をチームでしていかなければいけません。この試合ではその努力が足りなかったように思います。
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