462985☆ああ 2023/02/25 23:45 (Chrome)
>>462980
驚くことに、ザッケローニ氏が日本代表を指導するまで、こうした守備時の細かい身体の向きや追い込む方向、ボールをはめて刈り取る方法を言語化して世間に伝えられる人材が日本にはいませんでした。
その前、トルシエ氏のその時代では少し古くなりつつあったフラット3ですら、体現できるサッカーIQの高い選手を選ぶのに苦労したのが日本サッカーでした。
今で言えば、最終ラインが連動して上げ下げして、オフサイドを狙って取るなんてJ3のクラブでも当然できることですが。

それほどまでに戦術論が遅れていた日本サッカーが、いまでは欧州サッカーを手軽にリアルタイムでチェックできる環境になったことで、戦術マニアの日本人監督もユース、高校・大学の指導者レベルにまで生まれています。
またオシム氏のようなサッカーの動きの中で、戦術を落とし込んでいく練習方法なども取り入れられて、ますます複雑になっています。数人のスーパーな選手がいれば何とかなるなんてサッカーはプロレベルではほぼなくなりました。

そして、戦術に最強のものはありません。ある戦術が強くなると、それに対策した戦術が広まり、それが主となるとまた別の対策した戦術が広まり、それらがまるでじゃんけんのように強弱の関係があって、少しずつ進歩しながら螺旋階段を上るように発展してきました。

監督が変わってすぐに、理想のサッカーが実現するなんて言うのは妄想に過ぎないことはこれらの例で分かると思います。少し辛抱強く、進化を待ちませんか?
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