643794☆09  2024/06/04 19:42 (iOS17.4.1)
コニラヤはインカの月の神。地位はそれほど高くなかったので、独り身であった。この伝説によると、コミラヤは自分の精子を果実の姿に変え、それを食べた女神力ビリャカが子を孕んだそうだ。カビリャカは処女だったので、妊娠したことに大変驚いた。
だが息子が産まれると、その子はコニラヤへと這っていき、父親であることが証明された。カビリャカはコニラヤの身分が低いことを恥じ、息子を連れてペルーへと渡り、2人はそこで海岸の岩へと姿を変えたという
パトリはアメリカ最古のゲームの1つで、身分や世代を問わず遊ばれていた。
プレイヤーは1ラウンドに全財産を賭けたと伝えられている・・・毛布、宝石、家、果ては家族までも。
このゲームには芸術と遊びの神、マクイルショチトルも参加していると言われていて、勝者に賞品を与える役割を担っていた。たかがゲームに全てを賭けるなんて、いつの時代も一緒ね・・・
顔に塗られた黒と黄色の編模様は、アステカ人にとって大切な神、テスカトリポカであることを意味する。さて、何に関連した神であったか、全部思い出せるだろうか・・・ジャガー、ハリケーン、夜風、夜空、大地、北の方角、魔術、美、誘惑、支配、戦争、対立、対人関係の葛藤全般。そしてもちろん、黒曜石と占い。しばしば、反射する黒曜石に右足を置き換えた姿で描かれることがある。アステカ人は黒曜石を鏡として使い、それらの鏡はシャーマンの儀式や予知に使われていた。テスカトリポカには「煙を吐く鏡」という意味がある
死せる王と王女、彼らはアステカ神話における冥府の要、ミクトランの王と女王だ。
ミクトランテクートリは、死の神々の中でも最も強い力を持っていた。その姿は、眼球のはまった頭部をもつ骸骨として描かれることが多く、旅立った人の魂を見守ることは、彼の役目の1つとされている。その妻ミクトランシワトルは、現代の「死者の日」の伝統の先駆けである、死者の祭典を司っていた
異教徒の皇帝は命乞いをした。そしてスペイン国王に、3x6バラの部屋一杯の金とその倍の銀を提供すると申し出た。王は偉大かつ必要以上の仁愛をもって、その申し出を受け入れた。
かくして2ヶ月のうちに身代金は支払われた。
だが、この偶像崇拝者は頼できなかった。配下の将軍による奇襲という忌まわしき全てが発覚し、アタワルパはひざまずいて慈悲を請うた。その命運は、スペイン帝国の民の持つ権利として、公正な裁判によって定められることとなった。
結果、有罪判決が下され死刑となったが、かの者は刑の執行前に主を受け入れたため、天の御国へと迎え入れられることだろう。
ーオチョア・アセベス著『ペルーにおけるビサロの事実報告者』より
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