ああ
No.847843
>>847832

「ヴァンフォーレが儲かってない=価値がない」みたいな見方は、そもそもプロスポーツクラブの性質をかなり単純化しすぎだと思う。

まず、ヴァンフォーレ甲府は純粋な利益最大化を目的にした民間企業とは違って、地域密着型の“半公共的”な存在。
利益を内部留保して株主還元するのではなく、選手・育成・クラブ運営に再投資して、J2上位やJ1昇格を目指し、その過程で地域に人流や消費を生み出す構造になっている。

だから「クラブ単体が大儲けしてないから意味がない」というのは、公共交通や文化施設に対して「黒字じゃないから不要」と言うのに近い。
自治体が見るべきなのはクラブ単体の利益ではなく、地域全体への波及効果。

そしてよく話題になる使用料減免。
そもそもヴァンフォーレが存在することで発生しているスタジアム使用料収入は、そもそもクラブがなければゼロ。
減免だけ切り取って「税負担だ」と言うのは一面的だと思う。
継続的な試合開催があるから施設利用の意味も生まれるし、交通・飲食・宿泊など地域消費も発生している。

さらに重要なのは、以前スタジアム建設が頓挫した時、行政側は維持費や負担額ばかりを強調して、経済効果や地域波及効果についての具体的な数値を全く示していなかったこと。
これはそもそも十分に調査・分析していない可能性すらある。

にもかかわらず、「経済効果が薄い」「持続可能性がない」と断定するのはおかしい。
きちんと測定・検証していないものを“効果なし”前提で語るのはフェアではないと思う。

人口減少や中心市街地の空洞化を理由に否定する声もあるけど、むしろ地方だからこそ全国規模で地域名を発信できるコンテンツは貴重。
ヴァンフォーレがなければ、山梨が全国ニュースやACLの舞台で取り上げられる機会はかなり減る。
地方クラブは単なる娯楽ではなく、地域ブランドや交流人口を生むインフラ的な役割も持っている。

もちろん新スタジアム建設には慎重な議論が必要だし、財源や運営計画の精査は当然必要。でも、「クラブが儲かってない=経済効果がない=不要」という単純な話ではないと思う。

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