No.857560
百年構想リーグを1位通過したのは本当に素晴らしい成果だった。ただ、その内容を見ると、守備では最後の最後で身体を張って何とか守り切った試合も多かったし、前線からのプレスがハマった時や少ないチャンスを決め切る形は良かった一方で、それ以外の局面では3バックをベースにした戦術的なバリエーションがあまり見えてこなかった。プレシーズンマッチも含めて見ていると、少し頭打ち感を感じている。
一方で4バックであれば、SBやSH(WG)の人材はWBよりも明らかに揃っていると思うし、押し込まれて5バック化し、防戦一方になって前線の内藤選手が孤立してしまう展開も改善しやすいのではないかと思う。
もちろん、3バックにも大きなメリットはある。後ろを5枚で守れることでカバーに入る人数が増え、人に強くアタックしやすい。また、ビルドアップでも後ろ3枚+ボランチ2枚で形を作りやすく、4バックのようにSBが低い位置でハメられて前進できなくなるリスクも比較的小さい。
だから「3バックをやめるべき」という話ではなく、3バック一辺倒になるのではなく、状況に応じて4バックも使えるようにしておくことが大事だと思っている。実際、2019〜2020年頃の伊藤さんの時は4バックもオプションとして持っていた記憶があるし、そういった形で複数のシステムを使い分けられれば、相手に対応しやすくなるし、戦術の停滞も防げるのではないかと思う。