98947☆さんにち 2016/05/25 17:29 (iPhone ios9.3.2)
 23日、昭和・押原公園での全体練習後、佐久間監督は報道陣を前に語った。
 「シュートを3本しか打てないけど、カウンター一発で1−0で勝つ。そういう試合をつくりたい。中途半端に攻撃もやって、守備もして、という戦いだと、勝ち点を失ってしまう。割り切って何かをやらないと状況は変わらない」
 13試合を終えた時点での総得点(16)は、昨季(6)に比べて2倍以上も多い。第7節の大宮戦以降、ウイングバック(WB)が高い位置を取って相手を押し込み、攻撃面で進化は垣間見えていたが、その代償として失点を食い止められず、勝利を手にできずにいる。
 開幕戦(対神戸、2−0)こそ零封したが、第2節以降は12試合連続失点。佐久間監督は「もっと(前に)出て行け、チャレンジしろ、という指示が裏目に出ている。能力以上のことを求めると、やはり(守備に)穴があいてしまう」と厳しい表情で話した。
 指揮官は「性悪説に立ち、『自分たちは攻撃ではミスをしてしまうんだ』というところから入った方がいい」「攻撃は前の3人だけに任せて、あとは前に出ない。守備ができる選手を7人並べたい」とも語った。喫緊の課題となるのが、クリスティアーノがプレーする、左サイドの守備の改善。1対1に強い松橋優を開幕時の左WBに戻すプランや、クリスティアーノを守備の負担の少ないワントップに置く可能性も示唆した。
 佐久間監督は湘南、鹿島との5月最後の2連戦を、下位チームとの直接対決が控える6月への“助走”と位置づけている。「守備最重視」への戦術シフトが好結果を生むか。開幕から約3カ月、VF甲府は大きなターニングポイントを迎えている。
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