百年構想リーグでは、ハイプレスをベースに、とにかくよく走るサッカーで良かったと思う。ただ、夏場のこの時期に90分間走り続けて、ハイプレス一辺倒で戦うのは現実的ではない。
ハイプレスだけでなく、ミドルブロックやローも含めて、状況に応じて使い分けながら戦わないと、夏場は特に厳しいと思う。
そもそも、今の課題は「走っているか、走っていないか」という話ではなく、ビルドアップの構築が上手くいかず、前進できないままボールを失い、そのまま押し込まれてしまうというパターンが多くなっている。
だからこそ、今取り組むべきなのはハードワークの部分ではなく、まずビルドアップの精度を上げること。そして、ビルドアップで前進できた際に、ペナルティエリア内でどうフィニッシュまで持っていくか、最後のコンビネーションやフィニッシュの質を高めることだと思う。
「走れているか」という点で言えば、そもそも渋谷サッカーはオフシーズンからかなり走っている。
今必要なのは、単純に走る量を増やすことではなく、走力をどう戦術に結びつけるか、そしてボールを保持して前進するための質を高めることだと思う。