No.406703
確かに城福には感謝している。J1昇格を成し遂げてくれたし、その後もチームを残留させてくれた。ヴェルディが今こうしてJ1で戦えている土台を作った功績は大きいし、そこを否定するつもりは全くない。
ただ、だからといって「過去に結果を出したから今後も任せ続けるべき」という話にはならない。
監督の長期政権には、当然リスクもある。
同じ監督が長く指揮を執れば、戦術や選手起用、チーム作りに一貫性が生まれる一方で、相手から研究されやすくなったり、選手層やチーム状況が変わっているのに、過去にうまくいったやり方を引きずってしまう危険もある。
そして今、一番気になるのはそこ。
これまでのやり方で結果が出ていない以上、そろそろ「今まで通り」を続けること自体を疑わなければいけない。
もちろん、戦術だけが原因ではない。選手の質、怪我、補強、相手との相性など、いろいろな要素がある。それでも、結果が出ない状況が続いているのであれば、監督側も含めて何かを変える必要がある。
城福だからダメと言っているわけではない。
むしろ、城福だからこそ、これまで築いてきたものに敬意を払った上で、冷静に判断する必要があると思っている。
「昇格させてくれた」
「残留させてくれた」
これは事実として大きな功績。
でも、それと「今のヴェルディにとって、この先も城福体制が最適なのか」は別の話。
過去の功績を理由に判断を先送りして、気づいた時には降格争いに巻き込まれている、というのが一番怖い。
降格してから監督を変えるのでは遅い。
本当に危機感を持っているのであれば、まだ傷が浅いうちに、戦術なのか選手起用なのか、チーム作りなのか、それとも監督そのものなのか、何を変えるべきなのかを判断しなければならない。
城福に感謝しているからこそ、過去の功績だけで今を評価するのではなく、「今のヴェルディに何が必要なのか」で考えるべきだと思う。
ただ、結果が出ていないのに、これまでのやり方を続けることだけは別問題で、感情を抜きにして判断することだと思う。