苦難の半年間を乗り越えてつかんだクラブ史上5つ目のタイトル。大迫は言う。「いろいろ試しながら半年間歩んできた。ただ試し過ぎてどういうプレーをすべきかということを、特にACLE後は見失った感があった」。指揮官が吉田前監督(現清水)からスキッベ監督に代わった今季。序盤は順調に勝ち点を重ねたが、準決勝でアルアハリ(サウジアラビア)に敗れた4月のACLE後、7試合で5得点11失点と不調に陥った。アジア制覇がかなわなかった喪失感と疲労。ただ、それ以上に「個の力」にこだわるあまりチームとして戦う部分やハードワークが欠如していた。システムも定まらず、内容も乏しくなる一方だった。
転機は西地区1位を決めた福岡戦後。大迫や酒井らベテラン選手とスキッベ監督が話し合いを行い、両者の温度差を埋めた。システムを従来の4バックに戻し、以前の強さを取り戻した。
個人任せになってチームとしてバラバラになっていたところ、大迫達が今までの自分たちのサッカーでやらせてほしと直談判して優勝したってことだな