174581☆あばかす 2019/03/19 14:58 (iPhone ios12.1.4)
失点パターン率からみるSB初瀬クリアミスの責任について
前節清水戦でのSB初瀬によるクリアミスからの失点は結果的にほぼ手中に収めていた勝ちゲームを残り数分で乗り逃してしまう原因になりました。
このプレーに対する多くの神戸サポの意見は非常に辛辣で、厳しいものになるとこのワンプレーをもって彼自身の選手としての資質を問う意見まで出ています。

ところで、Jリーグ公式スコアによるとデータ管理上、得失点に関わるプレーはおおよそ

PK
セットプレー
クロスボール
スルーパス
ショートパス
ロングパス
ドリブル
こぼれ球
オウンゴール

と定義されています。
これに照らして、昨年のJ1全チームの失点パターン率をみると、概ね傾向として

セットプレー、クロス、ショートパス、スルーパス

の順となっているようです。
この中でクリアミスからの失点は“こぼれ球”に分類されます(今回の初瀬の場合はクリアミスにエウシーニョのワンタッチ後テセのシュートなので、定義上、こぼれ球ではなくショートパスとして記録されてます)が、全体の失点パターンからみてこぼれ球による失点は割合としてかなり低いんです。更にこの“こぼれ球”には相手DFのブロックやポストの返り球も含まれるので、厳密にクリアミスからとなるとかなりレアな失点パターンと言えるでしょう。
それに比べて最も多い失点パターンは“セットプレーから”で、今シーズンの神戸についても初瀬のクリアミスからの失点以外は全てこれに当たり、クリアミスなど不運な側面もある失点に比べて、より明確にチームの練度熟成によって防げる失点だと思います。

確かに今回の引き分けがほぼ勝ち試合だった神戸にとって非常に痛いのは間違いありませんが、ではその原因となった失点パターンひとつをとって初瀬の進退問題になる程、次戦以降も懸念しなければならないのか。確率論的に言えばむしろ、相変わらずセットプレーからの高失点率を憂慮し重要視して対応すべきではないか、と思うのです。

勿論、初瀬がまた近々の試合で同様の緩慢なプレーからの失点をやらかした場合は、彼のポジション特性的にどうなのかという問題になると思いますが、少なくとも一昨日のワンミスをもってSB初瀬の代わりを即刻補強すべきチームの致命的欠陥とは言えないと思うのです。
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