330463☆ああ 2021/06/06 19:59 (iPhone ios14.4.2)
また、全般的な問題点として「天然芝の育成環境が悪いスタジアムではハイブリッド芝も育たない(生育が良くなるわけではない)」「イベント時においてハイブリッド芝により機材・装置等の重量を受け止めることはなく、芝にとってのダメージは変わらない」などが挙げられるという[2]。
1990年代からヨーロッパで導入され、普及が進められている。かつては天然芝のピッチよりもグラウンドが硬くなりやすいという難点があったが、技術改良が進んでこの問題点は解決されつつある。2010 FIFAワールドカップやラグビーワールドカップ2015では複数の会場でハイブリッド芝のグラウンドが使用された。
日本では2017年7月に日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が翌シーズンからホームスタジアムのピッチに打ち込み式のハイブリッド芝を導入することを承認し、その第1号としてヴィッセル神戸のホームスタジアムであるノエビアスタジアム神戸に初めて導入された[3]。また、日本で開催されるラグビーワールドカップ2019の会場では御崎公園球技場(ノエビアスタジアム神戸)の他、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)[4][5](カーペット式[6])や東京スタジアム(味の素スタジアム)[7](打ち込み式)、大分スポーツ公園総合競技場(昭和電工ドーム大分)[8](カーペット式)などでハイブリッド芝への張り替えが行われており、新設となる釜石鵜住居復興スタジアムにも人工繊維補強式のハイブリッド芝が導入されている[9]。