107566☆joanjett 2020/03/16 17:45 (SO-02J)
男性
僥倖を噛み締める
イングランド・プレミアリーグ、レスターの調子が良い。
岡崎慎司がいた2015-16シーズンの「ミラクル・レスター」の印象が強いけど、個人的には、今の方が地に足がついてる感じがして好き。
ミラクル・レスターは、ヴァーディ、マフレズのスペシャルコンビをカンテ、岡崎、ドリンクウォーターらの献身とシュマイケルの神セーブで支えた替えの効かないチーム。
結局、マフレズとカンテが移籍したら機能しなくなった。
今のチームは、悲運の名将・ブレンダン・ロジャースの元、確固たるコンセプトに基づいた攻撃サッカーに取り組んでる。
ラニエリの遺産を、若手への投資と名将招聘に充てたことが、今の魅惑的なサッカーに繋がってる。
このチームなら、多少、選手の入れ替わりがあっても、リーグの上位に留まることができるはず。
まさに、チーム強化のお手本。
結局、地力を付けないと、一時期調子が良くなっても長続きしないということ。
その点、うちの方針は当を得てる。
リカルド監督を招聘し、攻撃的な唯一無二のスタイルを定着。
コンセプトに沿ったスカウティングで、有望な若手を集め、帰属意識の高い選手を精神的な支柱とすることで、チームの連帯感を高めた。
結果、1,2年目は目立った結果を残せなかったけど、3年目にクラブ史上最高の成績を残した。
リカルド体制の1,2年目は、結果が伴わず、(この板でも)更迭を求める声が多かった。
しかし、フロントが内容を評価し、リカルド監督を守ったことで、3年目の躍進に繋がった。
リカルド監督のように有能な監督が、こんなに長く、日本の田舎クラブに留まってくれることは、僥倖以外の何物でもない。
この幸せを、大切に噛みしめなければ。