112251☆GOAT 2020/08/16 13:40 (iPhone ios13.6.1)
まぁまぁこれでも見て落ち着いてね
text by 西部謙司
J1に勝るとも劣らない徳島の表現力
サッカーは「表現」である。もちろん競技なのだが、勝利を目指す過程でチーム、個人の表現が伴う。決着がつかなくても、ファンにとって面白い、満足できる試合があるのはそのためだろう。
どうプレーしたいのかを表現できている、質の高い表現のできるチームは見ていて面白い。好みは人それぞれとはいえ、クオリティの高い表現は一定の評価を得られるものだ。徳島ヴォルティスは表現力のあるチームであり、その点ではJ1のクラブと比べても全く遜色ないどころか上位に食い込むだろう。
J2での徳島は、「サッカーはこうプレーするものだ」と対戦相手に示しているように見えることさえある。
リカルド・ロドリゲス監督が率いて4年目。プレースタイルの象徴といえるのがポジショナル・プレーだ。的確なポジショニングとパスワークは徳島の看板である。GKも経由させながら、敵のプレッシャーを恐れずにきれいにパスをつないでいく。守備ではゾーンを効率良く埋めながら前線から果敢に奪いに行く。システムはさまざまに変化しているが、今季は開幕以来の3バックを途中でぶっつけ本番に近い形で4バックに変えながら、それも難なく機能させた。