190430☆日缶スポーツ 2021/09/25 17:18 (iPhone ios14.7.1)
25日、徳島と仙台の残留争いを占う天王山が、ユアスタ仙台にて行われた。手拍子を受け続ける完全ホームの仙台、完全アウェイの徳島。この構図は、今日の厳しい試合を予告しているように感じられた。
試合は序盤、中盤、終盤と両チームにほとんど見せどころが無いまま進んでいく。しかし迎えた終了間際の90分。コーナーキックを得た徳島。岩尾が蹴ったボールは、フリーで突っ込んで来たバケンガにドンピシャリ。カカのヘッドと並ぶ、今季一番とも言える強烈なヘディングシュートは、流石のスウォビクでも弾いてしまった。その隙に、これまたフリーの石井がゴールに落ち着いて押し込んで、見事先制。これが俗に言う、スウォビク可哀想定期というやつである。とは言え、徳島の得点。スウォビク可哀想というより、嬉しさが勝ったのは言うまでもない。
このゴールについて石井は「苦しかったが、勝てて良かった。そして、おめでとう。(妻に向けて)愛してる。」と述べた。また、ポヤトス監督は「僕も愛してるよ。」と少し怪しい関係を覗かせた。これに関して岩尾は「今は残留が一番だ。僕は徳島を愛している。」と述べた。
これで徳島の残留圏との勝ち点差は僅かに1となった。清水の強敵との試合が続くこと、終盤に湘南との直接対決を残していること、ガンバが異常に調子を落としていることを考慮すると、まだまだこの4チームは分からない。次節、鳥栖戦は勝つことは難しいだろうが、横浜FC、大分と下位との直接対決が続いていく。残り8戦、徳島一丸となって頑張ろう。
そして、皆さん、ホームでは今日の仙台のスタジアムのように、暖かい手拍子を送りましょう!厳しい視線ではなく、暖かい視線を今なら掛けていいでしょう!大一番に勝ったんですから!汚いヤジはやめましょう!