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No.527244
週末にリーグ戦を終えたばかりのG大阪と徳島が天皇杯ラウンド16への切符を懸けて、パナソニック スタジアム 吹田で激突する。
中2日の連戦となるG大阪はリーグ前節で神戸に0−1で競り負けた直後の一戦となるが、明神 智和監督は「この結果を受けて下を向くことなく、次の試合につなげなければならない」と試合後の会見ですぐに徳島戦を見据えていた。
リーグ戦では現在7試合連続で勝利がないという苦しい状況だが、並行して行われている天皇杯やAFCチャンピオンズリーグElite 2026/27(ACL Elite)ではすべて勝利。徳島戦はリーグ戦での浮上のきっかけを手にするための一戦となる。
攻守両面でチームを支える安部 柊斗は、神戸戦後に選手の総意を力強く口にした。「サポーターも信じて僕らを待ってくれていると思う。その期待に応えられるように、死に物狂いで今日(神戸戦)のプレー以上のものを次の天皇杯以降見せていきたい」。
好調の神戸相手に好ゲームを見せたG大阪だが、その原動力となった新加入の土信田 悠生や藤原 奏哉、さらに途中出場の角 昂志郎は前所属チームで天皇杯2回戦に出場済み。彼らは徳島戦に出場できないだけに、明神 智和監督は連戦でのメンバー構成に頭を悩ませることになるだろう。
その中で期待感が高まるのは、明らかに状態が上がっている宇佐美 貴史である。2−0で快勝した2回戦・滋賀戦では2ゴールを叩き出し、ACL Eliteリーグステージ第1節のコンアン・ハノイ(ベトナム)戦でも2ゴール。定位置奪回に向けてモチベーションも高く、徳島戦では攻撃をけん引する存在になりそうだ。
敗れた神戸戦は終盤に途中出場した宇佐美貴史(写真中央)。チームのために、自身のために、攻撃をけん引したい
また、神戸戦でメンバー外となった岸本 武流の出場は微妙だが、福岡 将太と鈴木 徳真にとっては古巣戦となるだけに、特別な思いで試合に挑むのは間違いない。神戸戦で出場機会がなかった鈴木 徳真はフレッシュな状態だけに、持ち味のセカンドボールの回収や攻撃にリズムを生むパスなどで古巣攻略に貢献したいところだ。

一方の徳島は明治安田J2で現在10位だが、リーグ戦直近の4試合は3勝1敗と、調子を上げつつある中でG大阪戦を迎える。中2日で栃木Cとのリーグ戦も控える日程だけに、ターンオーバーで挑んでくる可能性もありそうだ。注目は、徳島の象徴でもある岩尾 憲。パナソニック スタジアム 吹田で2020年12月27日に行われた天皇杯準決勝において、徳島はG大阪に0−2の敗戦を喫した。当時も主力としてピッチに立っていた岩尾 憲にとっては、約6年越しで手にした“リベンジ”のチャンスになる。
2020年度大会では決勝進出の夢を断ち切られた舞台で。岩尾憲はチームをけん引し、ラウンド16へ導けるか
また、かつてG大阪でプレーした柳澤 亘と山口 竜弥にとっても特別な試合になることは間違いない。
試合内容だけでなく、この一戦を巡るさまざまな人間模様も見どころとなる3回戦だ。

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