92673☆joanjett 2019/09/18 18:28 (SO-02J)
男性
継続はpower!
2017シーズンの千葉と徳島は、ともにスペイン人監督を招聘し、攻撃的な戦術に取り組んだことで、脚光を浴びた。
一方、チーム成績は伸び悩み、どちらに対しても、新監督の戦術を疑問視する声が、サポーターからも上がった。
あれから2年。
2つのチームは、別々の道を歩むこととなる。
千葉は、今季の開幕4戦(2分2敗)でファン・ヱスナイデル監督を解任。戦術も含めて方針を変えた。
徳島は、批判を受けながらも方針を継続。今に至っている。
現在の順位は、徳島の9位に対し、千葉は17位。
シーズン中の監督交代という荒療治だったことを考えると、「明暗が分かれた」というほど大きな差とは言えない。
この掲示板でも、リカルド監督の戦術、フロントの方針に対する批判は絶えない。
現在、採り入れていない戦術、方針に対しては、憶測でしか語れないので、正解を見出すことはできない。
ただ、クラブの方針転換に時間がかかるのは事実。
一朝一夕で結果の出るものではない。
横浜F・マリノスは、昨季、オーストラリア代表監督だったポステコグルー監督を招聘した。
ハイラインの大胆な戦術を採り入れ、爆発的な攻撃力を手に入れたものの不安定な守備を露呈。
12年ぶりの負け越しを喫した。
しかし、戦術が浸透した今季は、リーグ屈指(現在、J1最多得点)の攻撃力はそのままに、守備も改善。ACL圏内をキープしつつ、リーグ優勝も視野に入る勢いだ。
豊富な資金力をバックに、監督好みの選手を集められたことが、好結果に繋がっているのは事実だろう。
しかし、批判に動じず、腹を据えて新監督の方針に取り組んだことが、根っこにあることは間違いない。
徳島もかくありたい。
千葉との一戦、絶対に負けられない。
方針を捨てて、実を取りに行った千葉と批判に負けず、初志を貫く徳島。
ここで引けを取れば、徳島のアイデンティティが揺らぐことになる。
フロントが、"勝てるサッカー"と見込んで採り入れたポジショナル・プレー。
2年半、ひたむきに追い求めた成果を千葉に見せつけて欲しい。