142394☆長崎在住20年 2019/05/10 13:33 (S3-SH)
今年の長崎のストロングポイントは
何にもなさそうな中から、私なりに2つ挙げてみます。
ひとつはゴールキーパーの安定感、そしてもうひとつはセットプレーからの得点力です。
それにしても、ここまでの徳重の守護神ぶりは本当に素晴らしい。その気迫あふれるプレーは、今のところ我々ファン、サポーターの唯一の救いとなっている。
しかしキーパーの活躍は、相手のカウンターにあっさり突破されるディフェンスラインの脆さの現れ。
連携の問題なのか、読みや寄せの甘さからなのか。失点はいつも一瞬の隙を突かれるパターンが多い。
逆に長崎は攻撃の組み立てが遅く、相手に守備陣形を整えられ、中に切り込むスペースを与えられない。
ディフェンスのシステムが進化した現代サッカーにおいては、相手が守備を固めてきた場合、それをじっくり時間をかけて突破するのは、個の能力に優れた選手であっても容易ではない。
そこで、ボールを奪ってから相手の守備陣形が整う前に一気にゴールヘ向かう(すなわちカウンター攻撃の)スピードに優れたチームが有利となる。
今年の長崎には今のところそのスピードはない。
さて、ここまでリーグ12得点というのは、上位2チームの14得点に比べてそう悪い数字ではない。
しかし、そのうち流れからの得点はわずかに1。
ただしセットプレーからの得点11はリーグトップ。
別の見方をすれば、これは明らかに強力な武器と言っていい。
昨年のW杯ロシア大会では、VAR導入の影響も多少あるにせよ、セットプレーからの得点数は過去最多を更新し、総得点に占める割合は43%にものぼり、例えば28年ぶりのベスト4に進出したイングランドの12得点中9得点はセットプレーからであったことからも、近年セットプレーはその重要性を増してきている。
流れからの美しい鮮やかなゴールも、セットプレーからのゴールも、オウンゴールも等しく1点として数えられるのだから、少なくとも勝負の上では、流れからの得点にこだわる必要は全くないのである。
そう考えれば、今年の長崎はこれまでにないほどの素晴らしい武器を持っていると、もう少し誇りに思ってもいいかもしれない。
そういえば監督も開幕の頃「必ずしも理想的な形でなくても、しぶとくリーグを勝ち抜きたい」という趣旨の発言をしていたではないか。
とは言え、やはりどうしても流れからの、スピード感のある、鮮やかなゴールにこそ、ワクワクを感じるのが我々サッカーファンの性分なのだが。
カテゴリーは違うが、鳥栖はフェルナンド*トーレス、金崎夢生、ビクトル*イバルボ、豊田陽平といった豪華FWを揃えていながら、ここまで10試合でわずかに1得点。
長崎にも是非とも能力の高いストライカーがほしいところだが、そうすれば勝てるのか?
サッカーは実に奥の深い複雑系のスポーツなのである。
さあ明日、どんな形でもいいから、勝利の喜びを皆で
爆発させたいですね。できれば終始最高のワクワクを感じながら。
我々は選手たちを信じて、声を、パワーを送ろう。
大変長々と失礼しました。