>>985709
① 「非常勤だから責任は軽い」という前提が誤り
社外取締役（非常勤含む）は、会社法上の「取締役」として、善管注意義務・忠実義務を負っている。
→ 責任を免れる立場ではない。経営の監督機能が期待されている。
特にガバナンス不全や重大な意思決定への関与があるなら、就任期間が短くとも問われるべき責任はある。
② 「たった1年で劇的に変わるわけない」は責任放棄の詭弁
1年で変える責任ではなく、「変な方向に行っていないかをチェックする」のが社外取締役の役割。
→ むしろ、早期に異常に気づける立場。
「何もできない」のではなく「何もしていない」なら、それは監督義務違反と取られる。
③ 「2年後に批判すべき」はタイミングのすり替え
問題の兆候や失策がすでに明確に現れているなら、現時点で批判・検証するのは当然。
「任期満了まで黙っていろ」は、チェック機能を意図的に無効化する主張であり、無責任。2年後にダメでした。で批判しても遅すぎる。
④ 「以前の5人に文句を言わないのか？」は論点ずらし
過去の非常勤にも問題があったなら、それは別個に検証すべき問題。
→ 今の社外取締役の責任を免除する理由には一切ならない。
Youtube