69068☆あいうえおあ 2022/01/03 07:17 (iPhone ios15.1)
知恵袋
フィールドでプレーしている選手が11人で、応援しているファン(サポーター)はそれに次ぐ「12番目の選手」であるという考え方です。
日本のJリーグの場合、1996年までは背番号が固定制ではなく、試合ごとにスターティングイレブンが1〜11を、控えメンバー5名がが12〜16を試合ごとに決めて着用していました。
1997年にJリーグにおいて固定背番号制が導入されましたが、当初は連番で欠番を作らないように通達されていました。
2004年に背番号の規則が改正されてクラブごとに欠番が認められるようになりました。そのため多くのクラブが背番号12をサポーター用の番号として選手には与えなくなりました。
(現在では各スタジアムにおけるスタメン紹介でも、「背番号12・サポーター」みたいな言い方をされることもあります)。
また、プロ野球でもこれに倣って、楽天が背番号10を、ロッテが背番号26(ベンチ入りが25人だから)をファン用の番号ということで欠番扱いとしています。
ただし、例外もあります。
サガン鳥栖は、かつて「PJMフューチャーズ」と呼ばれ静岡県で活動していたクラブを鳥栖への誘致に貢献するとともに、経営難に陥ったクラブの「サガン鳥栖」としての再生に尽力した坂田道孝氏の命日(1月7日)にちなんで「17」を永久欠番とし、こちらが実質的にサポーターナンバーになっています(一方で背番号12は普通に使われています)。
また、浦和レッズはチームの方針なのか、特にサポーター用の欠番を設けておらず、背番号12も普通に使われています。横浜FCでも2007年までは背番号12を普通に使用していましたが、現在は使用しなくなりました。
また、ワールドカップの代表チームなどでは、背番号1〜23で欠番を作ってはいけない規則になっていますので、背番号12も当然使われます。