181314☆ああ 2024/11/17 09:49 (Android)
同じ昇格組の町田と磐田、明暗の差はどこにあったのか。答えは、開幕前に黒田さんが語った部分にあるのではないか。
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J1町田の黒田剛監督(53)が、同じ昇格組である磐田が掲げた勝ち点目標の?低さ?に疑問を投げかけた。
黒田監督といえば、あえて高い目標を設定することで選手の士気を上げてチーム力を底上げする手法が有名。実際、青森山田高で常勝軍団を築き上げ、Jリーグの指導者に転身した1年目に町田をJ2優勝へ導くなど有言実行を続けてきた。
J1初挑戦となる今季も、まだ正式決定ではないが「今出している数字は2021年にフロンターレ(川崎)が優勝した時と参加チームが一緒なので、その時の2、3、4位といった数字になっている。そのへんを狙っていきたい」と果敢に設定。その時の勝ち点は2位・横浜Mが79、3位・神戸が73、4位・鹿島が69。つまり70台前半と優勝も狙える勝ち点を想定している。
一方で、同じ昇格組の磐田が「勝ち点40」を目標としたことに首をひねった。「このあいだ、ジュビロが勝ち点40なんぼとか出してたよね? なんでそうなるのかなと思ったけど…。70くらい言ってくれたらどうなのかな」。昨季しのぎを削った磐田の実力を認めているからこそ?低すぎる?目標に納得がいかないのだ。
黒田流の目標設定には理由がある。「40には40の取り組みがあるし、70には70の取り組みがある。そこに妥協点なんか持って、自分自身がノープレッシャーで楽する必要なんかまったくない」と強調。「そうすることによって、それに近いものが生み出せる。あえて自分に厳しい課題を与え、それに近づいていくほうが分かりやすいし、楽しい」と力説する。
黒田マジックの根底には選手の意識改革があるようだ。