171909☆すなつぶ 2016/11/19 21:35 (iPhone ios10.1.1)
今季の一連のレンタル移籍に関しては、一般のサポーターには全ての事情はわからない。だから、受け止め方が様々なのはある意味当然かと。
思い入れのある選手たちがシーズン途中でチームを離れるのは、単純に「さみしい」し「一体何があったのか」と考えたサポーターも自分だけではないはず。
ただ、昨季のオフ「マガト危機」によって新監督の就任が想定外に大きくずれ込んだことで、監督の意向がチーム編成に全くといっていいほど反映できなかったのが背景の一部にあるのは想像がつく。
ドタバタ劇の末、短期間の交渉にも関わらず監督を引き受けてくれたマッシモ。1シーズンを戦う上で必要な戦力と期待をし、契約を結んだ選手たち。どちらもクラブにとってはかけがえのない大切な存在なんだ。
しかし、マッシモの戦術がこれまでのうちのサッカーと若干毛色が違う部分があったこととや、戦術の理解に時間がかかり、どうしてもスタメンを固定化せざるをえなかったことから、出場機会に恵まれない選手が出て来てしまったと自分としては理解している。
おそらく一連の移籍劇は、監督側、選手側、双方の気持ちを最大限に考えて、クラブとして誠実に判断した結論だろう。
もちろん、シーズン途中でクラブを離れることを想定して契約を結ぶ選手なんて、特別の事情がない限りはいないはずだから、その意味では「レンタル移籍」は選手にとって「不本意」ということもできる。
ただ、最終的に選手の意思を全く無視したレンタル移籍などできるはずはないし、選手の大切な1シーズンを有意義に送ってもらいたいというクラブとしての「現実的な判断」があったのだろう。そして、選手の能力を評価してくれた移籍先のクラブの存在があることが大前提。
そして、何より全ては「プロ」の世界。最終的に「結果」で判断される部分も大きい。
ファーストステージでは降格圏付近で苦しんだが、セカンドステージではマッシモの戦術も浸透してきてチーム力も向上。また、レンタル移籍した選手の多くが、移籍先で出場機会を得ることができた。その意味では互いに意義があったと言える。
自分としては今はポジティブに考えている。
長文失礼。