242483☆デラロサ 2018/01/24 22:51 (SO-04J)
男性
ロマニスタ
2000年代初頭、ASローマにトンマージというMFがいました。イタリア代表のボランチで玄人好みの黒子のような存在でした。彼はシーズン前、膝に“復帰は絶望的”といわれるくらいの大怪我をします。現役引退もささやかれながら決死のリハビリに挑む決断をした彼にローマは高額のサラリーを支払い続けます。チームが勝つための必須条件である“犠牲心”と“協調性”をトンマージの姿を通して若手選手に浸透させるために。しかし当時のローマは極度の財政難で、次の契約更新時ついにトンマージの移籍先をクラブは探しはじめます。しかしトンマージは移籍を頑なに拒み、自ら月給20万円という条件をクラブに申し入れ契約を更新し(クラブが提案したボーナスも拒否)、1年5か月後に奇跡の復活を遂げます。“ゲームに出て結果を残すこと”が選手にとっての最たる使命であることに異論はありませんが、それがすべてではないこともまぎれもない事実です。誰よりもロマニスタに愛されたトンマージの背番号は17でした。
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