488362☆ああ 2020/01/01 10:32 (iPhone ios13.3)
「勝たせたい」−。あのときもそうだった。小学4年からサガン鳥栖U−12でプレーし、中学生になってからも下部組織で技術を磨いた。トップチームへの憧れは当然のように芽生える。中学時代は鳥栖の試合でボールボーイも務めた。ホームでの浦和レッズ戦。鳥栖を押し込んでいた浦和がコーナーキックの好機を得た。蹴る場所の近くに偶然いて、ボールを手にした。本来なら所定の位置に置くか、浦和の選手に手渡すべきところ、鵜木少年はどちらもすることなく、ボールを少しだけ転がした。そうすることで鳥栖の選手が守備のため自陣に戻ってくる時間を稼ごうとした。疲労を隠せない選手たちを少しでも休ませたかった。浦和のサポーターからはブーイングが飛び、鵜木少年は身をかたくした。聞こえてくる怒声が怖かった。良くないことだと分かっていた。それでも大好きな鳥栖を何とかして勝たせたかった。力になりたかった。
落ち込みかけた鵜木少年を救ったのは、鳥栖のエースストライカー豊田陽平の優しさだった。試合後、鵜木少年の姿を探し出した豊田は「君のチーム愛は分かっているからね」とほほ笑み、自分のスパイクをプレゼントした。「あのとき、かなりたたかれましたが、豊田さんの心遣いが本当に嬉しかったんです」。本能的に取ってしまった行動とはいえ、自分のことをちゃんと見てくれていた。気持ちが通じていた。豊田の励ましの言葉は今も忘れられない“宝物”だという。
龍谷の選手に、浦和戦で柏木にキレられたボールボーイがいたのか!
朝からなんか感動したわ