515124☆ああ 2020/04/26 12:47 (iPhone ios13.4.1)
J1リーグのサガン鳥栖(株式会社サガン・ドリームス)は4月26日、16期の事業実績説明会を開催し、竹原稔社長が2019年度の決算について説明し、新型コロナウイルスにより続くリーグ戦の経営面への影響について語った。竹原社長は冒頭「純資産額が2151万1000円で、債務超過を回避しています。一番のポイントはいかに債務超過にならないかというところで、決算を迎えられたことをファンの皆さんに報告したいと思います」と語った。
売上高合計は25億6160万4000円、販売管理費合計は36億6941万8000円、当期純損益は20億1486万9000円の赤字。純資産額は2151万1000円。
2年連続の赤字について、竹原社長は「大きくは、広告費に合わせ人件費を上げたため、完全移籍での選手獲得により移籍金などが発生しました。(赤字が)2期ではありますが、それはスポーツの難しさで、選手契約が2、3年の複数年になるため、広告費に合わせて売り上げを落とすなどすぐ対応できず、2期にわたって償却し、調整をできたということになります」と説明した。フェルナンド・トーレス獲得を果たしたことで、3社のスポンサーを獲得したことも明かされた。
また第三者割当増資については、「既存株主なかで増資を終わらせていただき、経営的には債務超過にならないように、J1に残ること、1年1年勝負するため、最低限のルールとして経営してきました」と報告があった。