520509☆パルチザンの残党 2020/05/02 16:23 (Chrome)
男性 55歳
長文注意1
サガン鳥栖ホームページで開示されている経営情報から見ていこう。
広告収入 売上高合計 チーム人件費 当期純利益 (千円)
第14期(2017年度 2018年1月期) 1,576,352 3,350,961 1,808,819 2,886
第15期(2018年度 2019年1月期) 2,296,615 4,257,816 2,570,306 △581,789
第16期(2019年度 2020年1月期) 810,529 2,561,604 2,427,075 △2,014,869
第15期は前年度と比べ広告収入、売上高合計、チーム人件費がそれぞれ増加しているが、この要因はフェルナンド・トーレスおよびその他の高額年俸選手を獲得したことだと思われる。しかし、当期純利益が5.8億円もの赤字になっているのは、チーム人件費および営業外費用の伸びに対し、広告収入、売上高合計の伸びが足りなかったということである。
なお、この営業外費用は監督交代ににかかる違約金等が費用として計上されたものではと推定される。
第16期は前年度と比べ広告収入、売上高合計が大幅に減少したにもかかわらず、チーム人件費が高止まりしたままで、結果として、このことが赤字経営の大幅拡大の原因となった。さらに、フェルナンド・トーレスは引退したもののJ1残留をかけ高額年俸選手を多数抱えていたことが、チーム人件費が高止まりした原因と考えられる。また、サイゲームスの撤退による広告収入の大幅な減少が売上高の大幅減に繋がった。
なお、この年も営業外費用として監督交代ににかかる違約金等が費用計上されたのではと推定される。