536792☆ああ 2020/07/31 08:44 (Chrome)
2012年サガン鳥栖がJ1に初昇格した時、佐嘉神社での必勝祈願で竹原社長が掲げた目標は「7位」だった。親会社を持たない弱小クラブの新参者がいきなり「7位」。サッカー事情に疎かった自分はそれが大それたトンデモナイ目標だったとは当時知らなかった。
解説者のほとんどが降格の最有力候補に挙げていた。過去の昇格クラブでも最低評価ではなかったろうか(水沼パパだけは残留に挙げてくれてたと思う)。
ふたを開けだらびっくり。ユン監督率いるサガン鳥栖。1点取ったら勝てるんじゃないか、後半のロスタイムに決勝ゴールが決まるんじゃないかという期待感満点の試合。まるで甲子園での佐賀商や佐賀北を思わせるような快進撃。
テレビで見るだけだったJ1のステージは別の世界だと思っていた。サガン鳥栖が、鹿島と浦和とマリノスやガンバ・・・と同じピッチで戦っている。信じられないほどの感動のシーズンだった。
あと1歩のところで初昇格でのACL出場権は逃したが結果は目標を上回る「5位」。竹原社長のあの「7位」の目標は自信に裏付けされたものだったろうか。いま聞いてみたい気がする。
そして現在、普通に日常の中で鹿島が、浦和が、グランパスがなどと違和感なく語れるサガン鳥栖に感謝したい。