612933☆ああ 2021/03/16 13:50 (iPhone ios14.4.1)
スタジアムに足を運ぶと、サポーターが感染拡大防止のガイドラインを順守しているのがよく分かる。マスクを着用し、座席の間隔も空けている。大声を出せないなかでも、手をたたいて選手を鼓舞している。Jリーグは、世界に誇れる日本特有のスポーツ文化なのだと思う。
残念なこともあった。J1浦和レッズのサポーター40人ほどが昨年10月のアウェー大分トリニータ戦で声を出したり指笛を鳴らしたりして、クラブがJリーグから罰金などの処分を受けた。当日スタジアムに集まった7397人のうち、40人はほんのわずかかもしれない。だが、コロナ禍で各クラブが経営に苦しむなか、このような行為は客足を鈍らせる遠因になる。心ある浦和レッズのサポーター、サッカー界全体に対する裏切りでもある。Jリーグの幹部は「サッカーでは今も大声を出して応援していると思われている」と嘆いていた。
コロナ禍で迎えた2季目のシーズン。「サッカーを支えてくれている人」。権田はサポーターのことをそう語っていた。