857621☆GB 2022/09/22 01:00 (J3273)
25年
鹿島戦、サガン鳥栖発足時のユニを着たサポをスタジアムのあちこちで見かけた。
スポンサー名がどこにもない、まさにゼロからのリスタートを物語る紺のユニに、時の流れを改めて感じた。
あの頃、がらがらのメインスタンドに一人の女子高生がいた。
解説者顔負けの的確な戦術観を持ち、佐賀商業出身の選手がミスをすると、佐賀まで走って帰れー、などと激を飛ばしていた勇姿を思い出す。
鹿島と堂々と渡り合う、この強いサガン鳥栖を、彼女もどこかで観ているのだろうか。
この25年、応援するクラブが消滅するのではという不安をいつも抱えながら、坂の上の雲を追いかけてきた。
次の25年、その坂道の向こうに広がっている誰も見たことのない景色を、サガン鳥栖を支える全ての人とともに見たい、見ようと思う。