889208☆writer 2023/02/11 22:32 (iOS16.1)
豊田陽平的FW待望論の現実性
サガン鳥栖のストライカーとは誰か。
J2で1シーズンハットトリック3回、金色の髪を靡かせた新居。後に日本代表にも選出された長身FWハーフナーマイク。ブラジル人FWトジン。ここ数年でも、直輸出となった林大地や、徳島から揃ってやってきた2トップ、宮代・垣田がいる。この選手たちは、いい思い出を与えてくれた。ありがトーレス。
並べてみるとなかなか個性が強いし、いろんな思い出が蘇るこれまでの鳥栖のストライカー。しかし、この男なしには鳥栖のストライカーは語れない。
豊田陽平。
あの試合のあのゴールがなければ今の鳥栖はないってシーンを思い浮かべると、DJ YUYAの雄叫びをバックにコーナーフラッグへと向かうトヨコプターが見える。決めた数も、場面も全てがドラマチックな選手だと思う。まさにレジェンド。(この功績はJ1通算100ゴールを一緒に迎えることで讃えたかった個人的な妄想)
「豊田的存在が欲しい」
そんな声がたまに聞こえてくる。豊田的存在とは、一体どんな存在なのか。鳥栖に貢献し続ける姿勢か、それとも成人男性の太ももくらいあるふくらはぎか。
多分違う。圧倒的な得点力を持ったFWだろう。毎シーズンコンスタントに二桁取り続ける選手が鳥栖でみたいのであろう。確かに夢がある。それが観れるなら観てみたい所である。
いきなり夢をへし折るが無理だろう。
これは財政的にとか、鳥栖が目指すサッカーがとかいう話をしたい訳じゃない。シンプルにここ数シーズンのリーグのトレンドを見て欲しいのだ。京都キラーオルンガは32試合28得点チームは7位。さらにオルンガ抜けた翌年は15位。昨シーズン得点ランキングを独走しそうだったのは上田。シーズン折り返し地点で2桁。このまま走り抜ければ20の大台。しかし途中で海外移籍し、チームは4位で優勝を逃す。ちなみに得点王を獲ったチアゴサンタナの清水は…。
川崎のダミアンも居るから得点王が居るとってのはジンクスに過ぎない気もするが、点取り屋が居ればOKってのはちょっと考えが甘い気がするのである。
今シーズンはおそらく湘南の町野が夏で出ていくだろう。海外から見ると安い日本は夏に引き抜かれる。上田がその例。ストライカー頼りのチームは抜かれると…。
個人的には全盛期の豊田タイプのフォワード1人より、1シーズン目の林大地が2人か3人居たら戦力も安定して鳥栖は良いところまで行くんじゃないかと思う。
えっと、今年のFW陣は…復帰の藤原に、新加入の冨樫と横山と更にウィングにはいわさ…
あれ??