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全国霊感商法対策弁護士連絡会は七日、サッカー・Jリーグの清水エスパルス・早川巌代表取締役にたいし、宗教法人世界基督教統一神霊協会(統一協会)が実質的に主催する「2007ピースカップコリア」への参加を取りやめるよう「抗議書」を提出しました。
今回で三回目となる「ピースカップコリア」は七月十二日から十日間にわたって、韓国各地で開催され、欧州や南米などの八チームが参加。Jリーグからは初めて参加することが、五月末に発表されていました。
大会の主催は「鮮文(ソンムン)平和サッカー財団」で、統一協会教祖の文鮮明が設立。同連絡会によると、「その理事長は統一協会教祖の文鮮明の右腕とされる郭錠煥」となっています。統一協会は、先祖の供養などとして、つぼや印鑑を不当に高い金額で売り付ける霊感商法や、教義の主要儀式である集団結婚式で多くの被害者を出し、社会的な問題を起こしています。
抗議書では清水がこの大会に参加することは、「統一協会の霊感商法の被害者と家族を侮辱し、…サポーター、ファンに対する背信行為となるもの」としています。
同連絡会は、清水にたいし、書面での回答を求め、十四日に公表するとしています。