1105125☆橙族 2023/04/03 18:47 (iOS16.3.1)
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ゼリカ就任記事
成績不振に伴って、平岡宏章監督が退任した清水エスパルス。
新監督の候補として、広島の全監督城福浩、グランパスの前監督マッシモ・フィッカデンティの名前が浮上していました。
6月6日に、ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマを率いていたゼ・リカルド監督が自身のTwitterで、ヴァスコ・ダ・ガマの監督退任と、清水の監督への就任を発信して周囲を驚かせました。
6月7日に清水から正式に監督就任が発表され、ヘッドコーチ、フィジカルコーチ、フィジオロジストと4人のスタッフを連れてくるようです。


プロのフットサル選手で25歳で引退。
フラメンゴにもフットサルのスタッフとして着任。
2005年に、サッカーの育成部門に転身。
2014年からフラメンゴU-20の監督に就任し、複数のタイトルを獲得したことで評価が上がり、トップチームのムリシ・ラマーリョが健康を理由に辞任すると、監督に抜擢されたようです。


2017年のリオデジャネイロ州選手権を優勝しましたが、同年の8月に成績不振で解任。
フラメンゴを解任された2週間後に、ヴァスコ・ダ・ガマの監督に就任にして、チームを7位に押し上げ、コパリベルタドーレスの出場権を獲得しますが、2018年の6月に辞任します。
その2ヵ月後の8月にボタフォゴの監督に就任し、2019年の4月にカップ戦で3部のチームに敗れ、チームを去ることになります。


2019年は、8月にフォルタレーザの監督に就任して9月に職を離れ、10月から年末までインテルナシオナルの監督を務めました。
2020年はイタリアで指導者として勉強していたようで、2021年6月にカタールSCの監督に就任しますが、1勝1分3敗(4得点8失点)の成績で、5試合で解雇されました。
今年に入り、ヴァスコ・ダ・ガマの監督に復帰しましたが、清水の監督になるため辞任。
分かる範囲での成績は、通算228試合105勝63分60敗332得点244失点。


ブラジルにせよ、中東にせよ、監督交代のサイクルは早いので参考になりませんが、通算成績は悪くありません。
シーズン途中就任でチームを立て直して、翌シーズンに成績を落として監督を追われている点が心配なところですね。
ただ、名門クラブが就任を要請しているので、戦術に見るべきところはありそうです。




懸念点があるとすれば、ブラジル人監督のレベル低下が囁かれていることです。
欧州のトップレベルで指揮を執っている監督はおらず、J1でも柏だけ。
ブラジルの国内でも、ポルトガルやアルゼンチンの指揮官が采配を揮うことも珍しくない。
近年のポジショナルプレー&ハイプレスの戦術的な流れに、乗り遅れている印象があります。
ブラジル流にこだわっていた鹿島でさえ、欧州から監督を招いています。
期待の若手監督と言われたアントニオ・カルロス・ザーゴも、戦力が揃っていた鹿島で成績を残せませんでした。


清水の強化部が、どの部分を評価してゼ・リカルド監督を招聘したのか?
もちろん成績と言うものは、監督の手腕だけでなく、選手の能力、強化部のバックアップ、サポーターの熱量を含めた総合力で決まるものです。
戦力は各ポジションに揃っているだけに、新監督が就任した清水が、どんなサッカーを見せてくれるのかは非常に興味があるところです。
Jリーグは監督の顔ぶれが変わらないので、こうした未知の監督との遭遇は楽しみでもあります。
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