FCS
No.119768
啓太さんは東海一中の1つ上の先輩で練習試合の時など当番がいつも一緒だった。
当番というのは先輩等の飲み物やスパイクの手入れ等、雑用が主な仕事だった。
啓太さんは3年の時にキャプテンに就任し、夏、冬と全国制覇を成し遂げた。
普通なら天狗になるが高原さん同様啓太さんは違った。
ある日俺と啓太さんが練習試合の日当番で、俺は啓太さん達の3年生の飲み物、つまりポカリ的なものを重たいキーパー二つを両手に持って運んでいたところ、啓太さんが後輩の俺に「1つ貸せ」と言って重たいキーパーを1つ持ってくれた。
しばらく運んで啓太さんの仲間の3年生がいる付近まで行くと「俺が手伝ってると3年生に目を付けられるだろと言い、ここからお前が持ってけ」と言い先に仲間の元へと行った。
後輩の俺を気遣ってくれたのだ。この時俺は既に偉大なキャプテンでありサッカープレーヤーだったが、必ずプロになると思った。
こういう人間がプロになるべき人だと俺は感じた。
それは高原直泰さんや、小林大悟にも同じ感情を抱いた。
とにかく啓太さんは素晴らしい人間であることは間違いない!

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