116☆sonic 2020/04/04 05:17 (MAR-LX2J)
フレンキー・デ・ヨングは、ヴィレムUのユースチームの時から注目され、18歳でアヤックスと契約。アヤックスのリザーブチームであるヨング・アヤックスとトップチームの両方でプレーし、2016−17シーズンの最優秀若手選手に選ばれている。

 17−18シーズンはトップのレギュラーに定着、マタイス・デ・リフトとセンターバックでコンビを組んだ。デ・リフト18歳、デ・ヨング20歳という若さである。当時のデ・ヨングは守備の安定感と配球力から、70年代に西ドイツで大活躍したフランツ・ベッケンバウアーに喩えられている。

 18−19シーズンは飛躍の年だった。欧州チャンピオンズリーグでの快進撃に貢献、ポジションも本来のMFに戻っている。このシーズンのパス成功率は91.4%だった。19−20シーズンはバルセロナへ移籍、中盤のインテリオール(インサイドMFの位置)またはピボーテ(中盤の底の位置)としてプレーしている。

「シャビやイニエスタのようになれる」

 アヤックス時代、クラブのOBであるマルク・オーフェルマルス(2000−04年にバルセロナでプレー)は太鼓判を押した。

「バルセロナでプレーするために生まれてきた選手」

 メディアはデ・ヨングのバルセロナ移籍を宿命的だと書いた。

デ・ヨングはメトロノームのようにプレーする。ボールを受け、捌き、また受ける。正確で洗練されていてミスが少ない。けっこう危ないこともやっているのだが、そう見えない安定感がある。

 偉大な先人と比べられるのは若い才能にはよくあることだが、ベッケンバウアーとの比較はうなずける。背筋が伸びた姿勢の美しさと冷静沈着なプレーぶりは「皇帝」と呼ばれたドイツ人を彷彿させるものがある。
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