73☆sonic 2020/01/31 22:59 (MAR-LX2J)
リトマレン
サッカー小国フィンランドが生んだ天才。
柔軟なテクニックと、驚異的な得点力をもつ司令塔。
意外性というものはあまりないが、的確なパスワークでチームにリズムを生み出すことのできる選手。
88シーズンにトップデビューすると、すぐに国内では飛びぬけた存在となる。
90シーズンには19歳で国内最優秀選手にも選ばれた。
92/93シーズンの途中に名門アヤックスに引き抜かれる。
そのシーズンは結果を残すことはできなかったが、翌93/94シーズンからは、ベルカンプが抜けた、新しいアヤックスの中心として活躍する。
シーズンが始まるとゴールを量産。
26ゴールを挙げ得点王に輝くと共に、チームに4シーズンぶりの優勝をもたらした。
翌シーズンはセンタフォワードのクライファートとカヌの活躍で、自身のゴール数は17と減ったが、
中盤で絶大な存在感を示す。
リトマネンにリードされたアヤックスは、各ポジションにワールドクラスの選手を揃え、驚異的な破壊力でリーグを優勝。
さらにCLでも順調に勝ち進む。決勝の相手は王者ACミラン。
ACミランのサビチェビッチと、アヤックスのリトマネンの10番対決としても注目された。
試合は延長の末1対0でACミランを破り、ヨーロッパの頂点に立つ。
その後、有望な選手が次々とビッグクラブに移籍していったが、98/99シーズンまでアヤックスでプレー。
アヤックスでは7シーズンで4度のリーグ優勝を果たした。
99/00にはアヤックス時代の恩師であるファン・ハール監督率いるFCバルセロナに移籍。
しかしチームにフィットせず思うような活躍がでず、わずか1シーズンでバルセロナを去る事になる。
00/01シーズンからはイングランドのリヴァプールに移籍するが、故障のためほとんどピッチに立つ事はできなかった。
翌01/02シーズンには復帰するも、ウリエ監督はリトマネンをなぜかトップで使う。
本来のポジションでないプレーを余儀なくされたリトマネンは本領を発揮できないままイングランドを去った。
その後、古巣アヤックスへ復帰するも、本来のパフォーマンスを取り戻すことができず、
フィンランド、ドイツと渡り歩き、現在スウェーデンのMalmo FFというチームでプレーしている。