129614☆あぁぁ 2017/09/23 22:49 (F-01H)
J公式 監督コメント
[ 伊藤 彰監督 ]
−−事前に意識していたボールの出どころへのプレッシャーが、あまり掛かっていなかったが?
やはりラインが間延びしていたところも一つです。前のプレッシャーというところで、中村俊輔選手がトップ下から降りてきてゲームをコントロールしていて、われわれはそこに行きたいんですが、プレッシャーを外されたというのが一つの原因だと思います。
そこから川又(堅碁)選手のポストプレー、アダイウトン選手の裏の抜け出しというところで、われわれの最終ラインが下がらざるを得ないというか、下げさせられてしまった。
そこにポッカリ空いたスペースに、われわれの中盤の選手たちのプレスバックが、相手よりも遅かった。そこはしっかり改善しないといけないと思っています。
試合前にはボールへのプレッシャーとプレスバックと言っていたんですが、相手が一歩速かった、一枚上手だった。
もうちょっと球際のところでしたり、コンパクトにするところでしたり、激しさというところ、強さというのは出していかないといけないかなと思っています。
−−決定機が少なかったように感じるが、足りなかった部分は?
このゲームに入るにあたって、[5−2−3]という相手のオーガナイズのところで、3枚のセンターバックの裏というのは意識させて、今週のトレーニングをしていました。
なので、中盤からのちょっとアバウトにセンターバックの裏にというところは、江坂(任)や大前(元紀)が狙ってくれたんですが、そこに至るまでの経緯でしたり、押し込むところでしたり、質でしたりというところは、ちょっと足りなかったのかなと思います。
あとはやはりクロスのところで、3バックの背中、GKとの間というところに勝機を見つけていきたかったんですが、クロスを上げる手前のところで相手のウイングバックのプレッシャーが速く、外せなかった。
それでクロスの質が落ちたというところと、チャンスを作れなかったというのは、ゲームの中で相手に握られたところだったかなと思います。
−−残り7試合で勝点を取っていくために、何か変化を加えるのか、それとも継続していくのか?
本当に難しい話だと思います。勝点を取るためにもう少し考えないといけないところは、すごくあると思います。
現状を考えると勝点3はもちろん、勝点1でも取っていかないといけないというところでは、やはり失点を少なくする守備の構築は大事になってくると思います。
その辺をしっかりやりながらも、今までやってきた攻撃の構築は、点を取らないと勝てないというところもありますので、チャレンジしていきたいと思っています。
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