No.34282
ひるがえって今年の選手たちは、絶体絶命のピンチにありながらも、どこか淡々とプレイしているように見えた。最終節終了後、「チームとしてまとまるのが難しかった」と振り返ったMF金澤慎の言葉は、誰に向けられたものなのか。表面的な駒集めばかりを急ぎ、選手の入れ替えを繰り返し、強化責任者が代わるごとに就任する監督の色が変わり、集められる選手たちの色も変わっていった。そこにクラブとしてのビジョンは、なかなか見えなかった。結果的に、選手たちのクラブへのロイヤリティ(忠誠心・愛着心)も徐々に薄まってしまったように思える。チームの勝利のため、全員が必死の形相でボールを追い、ゴールを目指した最終節のような試合があと少しあれば……。そう思うと、これまでのチーム編成の積み重ねが悔やまれてならない。
主税は戻ってきてくれるかな、