No.10301
レアルの構造上の問題
クロースやベンゼマを起点に選手が流動的に動くが、レアルはそれをシステマティックに機能させることができていない。クロースのDFラインに降りる動き自体は悪くないが、4バック→3バックへ可変する場合と違い
・DFラインからの配球役を増やす
・SBを押し上げる
という効能がなく、1Legに関しては結果的にクロース、ナチョ、マルセロの配置が単に入れ替わっただけの形になる。
クロースはボールを自由に持てるが、マルセロが中央でフィルター役をやり、ワイドにナチョが張っているという如何にも適材適所感のない配置になっていた。
ベンゼマが降りて来る形にしても、先述の通りヴィニシウスは左外に居座っているし、モドリッチもFW適性のある選手ではないため、ベンゼマが降りてできたスペースを使う選手がおらず、CBが付いていっても問題ない場面が多いのでベンゼマが降りても完単には前を向けない。
そもそも、モドリッチやカルバハルが右の大外で幅を取っていないので、チェルシーの守備ブロックが広がらずベンゼマが降りる先のスペースがほとんどない。
(モドリッチは大外に張るタイプの選手じゃないし、カルバハルは怪我明けでいかにもコンディション悪そうだったので激しく上下動させるタスクは与えられなかったと思う。つまり選手個人の問題ではなく、配置を含む構造上の問題。)