No.10587
ズマの良くないところ
@味方を助けられないポジショニング・組立て時に他の選手がボールを持っている際、パスコースを作ってあげる動きが極端に少ない。
・例えば、アスピリクエタは中央の選手にボールを預けた際に大きくバックステップを踏み、斜め後ろへの安全なパスコースを作る動きをしばしば取るが、ズマにはこのように味方のためにパスコースを作って助けるような動きがほとんど見られない。
・状況に応じて幅を取る、内に絞る、前に出るといった判断をする必要があるが、ズマはこの判断が悪く、近すぎてCB間のパス交換の意味がなくなるとか、WBとの距離感が悪く自らパスコースを限定してしまう場面が多く見られる。
Aパスコースの読みやすさ
・ズマは慎重にボールを扱おうとするあまりキックモーションが大きく、どこに蹴るのか、いつ蹴るのかがわかりやすい。
(こういう細かい技術の高さがジョルジーニョの売りだが、味方も騙しちゃってタイミングがずれたり、ノールック気味にパスを出してパスミスしたり、難しいことしようとしてキックミスしたりと弊害がないわけではない。余談ですが、ジョルジーニョのパフォーマンスの振れ幅が大きいのはこういう技術面の細かいずれによるものなのかなと思います。)
・ほぼほぼ右足でパスを出すが、球種が豊富なわけでもなく、フェイントを入れるわけでもないので、そもそも体の向きでパスコースがわかる。
(ズマがWB方向に体を向けながら中央にパス出すとかってできないじゃないですか。逆に言うと、これがそのまま左で蹴れる選手を左CBに配置するメリットになります。)
B苦しい状態の味方にパスしがち
・ズマ単体のプレス耐性の低さ及び判断力の悪さから、強めにプレスをかけられた際に、DFを背負っている選手等、自分よりも苦しい状態の味方にパスしがち。
・上記のパスコースの読みやすさから、相手視点ではさらに強く早くプレスをかけられるため、ズマからパスを受けた選手のボールロストが結果的に増える。
C結論
・根本的な解決策がないため、現状だと使われる度に悪い部分が目立ってしまう
・コバチッチを近くに置けば、多少厳しい状態でもキープできるので、ちょっとはましかもしれない。
・将来的に4バックに戻す場合や、フィジカルごり押し対策を考えると有用であるため、基本的には残って欲しい選手だが、トゥヘル政権が長期化する前提なら放出も止む無し、ってアーセナル戦見た直後だとなっちゃいますね。