No.12244
CHの組み合わせですが、基本的にはコバチッチが左、カンテが右、ジョルジーニョは相方に合わせてどっちもやるっていうのが多いです。
得意な動きと周囲との組み合わせから、
・ジョルジーニョは中央寄りに構えて、どっちのサイドにボールがあっても組立てに関与する。左右どちらに配置されても動きはそれほど変わらない
・コバチッチはよくリュディガーとチルウェル(アロンソ)の間のスペースに入って距離感を整える役割を担うが、CBの特性上アスピリクエタは外に、リュディガーは内に寄りやすい → 相対的に右サイドでCBとWBの距離感を整える必要性が薄い。ついでにコバチッチが左に流れると中央のスペースが空きがちでリュディガーの持ち運びがしやすいし楔のパスや逆サイドへの長いボールを蹴りやすい
・補足として、クリステンセンが右CBで起用される際は、ワイドに広がって構え、展開できたら偽SB的に中央に受けに行く動きがたびたび見られる。デンマーク代表ではむしろこの運用が主でありクリステンセン自身も得意な動きだと思うが、コバチッチを右で起用した場合二人のやりたい動きがかぶる
つまり、組立て時に積極的にボールに絡みたいコバチッチはCBの特性上左で起用した方が相互に活きやすく、組立てでの貢献はコバチッチ程じゃないけど他の選手を邪魔せずに要所で顔を出してくれるカンテは右の方が合っているということなのかなと考えています。
加えて、532の可変含みで戦い出すようになって以降、マウントは基本的にジョルジーニョのいるサイドのシャドーとして起用されています。
素直に532に可変する際にマウントが降りる、カンテorコバチッチが一列上がるだけでいいので試合中に修正しやすいというメリットを取ってだと思いますが、これで地味に割を食っているのがツィーエシュです。
コバチッチが起用されるとマウントが右のシャドーで起用される → ツィーエシュのポジションがなくなるという状況になりやすく、実質的にツィーエシュの出場機会がカンテの出場機会に左右されるけれど、そもそもカンテのコンディションが安定しないという。
サウールがカンテ的に起用されて右でも大丈夫なら多少は緩和されるんですが、利き足を考えるとツィーエシュとサウールを右で同時起用するのはどうなのかなと思います。
コバチッチを右で起用するなら去年のFAカップのシェフィールド戦の形が参考になるでしょうか。
右のCBにクリステンセン、CHにギルモア、WBにオドイ、シャドーにマウントを起用し、オドイに高い位置を取らせる → WBとCB間が空くためそのスペースでマウントorギルモアが受けて展開する → ギルモアがサイドに流れて展開した際には中央が空くがそのスペースはクリステンセンが使っていた。この試合でのギルモアの役割をコバチッチにやってもらうということです。
これはこれでクリステンセンが上がった際のカウンターのケアができてないんじゃとか、問題がないわけではないので今後見られるかはわかりませんが。
トゥヘル采配は蓋を開けてみるまでわからないので参考程度に。