13419☆砂糖菓子◆MBKpJulWag 2021/11/25 21:51 (Chrome)
bleuJさん
個人的には、チルウェルとコバチッチが同時に不在の状況で2トップ運用を主とすること自体が難しいため、当面は343で戦うことになると予想しています。
2トップ運用の基本的な考え方は、
・2トップとIHの4枚でプレスを完結させ5バックを維持する
・4枚で中央のパスコースを閉じ外に誘導する
・SBへのアプローチはIHのスライドで対応する
・IHが前に出る分アンカー脇が空くが、5バックを維持できているためCBの縦スラで対応できる
というものであり、基本の形ではSBへのスライドがどうしても遅れがちになります。
獲り所を設定できないため、根本的には相手に主導権を渡してカウンターを狙う形と考えています。
カップ戦であれば受け身でも良いと思いますが、リーグ戦はそうもいきません。
こちらが主導権を荷繰り手段が必要です。
そのため、
・WBがSBへのアプローチを担当することでSBにボールが出たところを獲り所にする
・逆サイドのWBが一列落ちることで4バックを維持できるため守備が破綻しない
という形も使う必要があります。
ここで生じる2トップ運用の弱点は、
・IHの守備負担が大きく、またSBへのアプローチが遅れがちになる
・WBがプレス参加する場合WBのSBとしての守備力、プレス強度、運動量が求められる
であり、ここが足りないとSBへのアプローチを半ば放棄したような状態になってしまいます。
これが顕著に出たのは今期のシティ戦ですね。
低い位置で組立て参加するSBへのIHによるスライドが間に合わない。
WBが出ても間に合わず、かえって5トップを4バックで見る羽目になるためWBも前に出られない。
そしてこの解決策を523への変更でしか取れなかった。
シティ戦はコンディション面で差があったりもしましたが、ようはIHとWBに負担を強いる形を、チルウェルとコバチッチがいない(カンテも怪我がちな)状態で継続するのは現実的じゃないでしょってことです。
なので2トップ運用を理由にアスピリクエタがLWBで主戦となることはなかろうと予想します。