16457☆砂糖菓子◆MBKpJulWag 2022/07/24 17:35 (Chrome)
◆4バック失敗とSB
組立時に4バックが低い位置で張りっぱなし → SBではまりやすい構造 → 外経由の組立が難しいため、リスクの高い中央での1個飛ばしのパスを通さないと前に運べない状況が生じやすい → パスがずれて2失点

エメルソンが攻撃参加、ヴェルナー開いて受けたい → スターリングがバランス取る羽目になって攻撃参加しにくい

エメルソンが攻撃参加 → 右外をジェームズに取らせたいメンバー構成なのに、バランスを取る必要が生じて攻撃参加が遅れる。また両SBが高い位置を取ることで守備のリスク管理が難しくなり、ギャラガーの攻撃参加を抑制してしまう

昨季のサールのSB起用は、サールが絞って攻撃参加しないのでRSBが高い位置を取りやすい状況(上記の駄目なポイントを全部解消する構造)にある程度勝手になっていたので、サール自身の出来が多少悪かろうとチーム全体としては機能した。
エメルソンがCB起用で悪くないパフォーマンスを見せてくれていたからこそ、エメルソンにバランスを取らせることを期待していたのに、普通に攻撃参加して、尽く悪い方向に作用していたのは個人的に残念でなりません。

◆433変更による修正
4222だと相手SBへのアプローチが遅れやすく、スライドにも時間がかかって隙が多い形に。
相手がDFラインで回してるだけでスペースが生じ、2列目から降りて受ける動きにも対応しにくい。
3トップに修正することで相手DFラインでのボール回しをシンプルな横スライドだけで対応できるようにしてプレスを整理。

エメルソン、ヴェルナーが左外を埋めるせいでスターリングの行場所がなくなる問題の解消、ジェームズの攻撃参加が遅れてもWGで幅を取るためにスターリングを右に配置。
ハヴァーツ、スターリング、マウントで時間を作ってジェームズの攻撃参加を促す良い連動を部分的には見せられており、この形はもうちょっと見てみたいと感じました。

左でもエメルソンが高い位置を取る、ギャラガーがCBとSB間でリンク役を務めてボール回しを円滑に進める、ギャラガーが外寄りに構える分マウントが中央でバランスを取る形も見せられており、修正前に比べると見られる形になりました。
3バック時でも、WBに高い位置を取らせるためにマウントやコバチッチがCBとSB間でバランスを取る形はしばしば見られ、ギャラガーがその役割も遂行できそうなのは地味に収穫です。

組立時にSBではまりやすい構造や、エメルソンが高い位置を取ることでリスク管理が難しくなる問題は残ってしまったので、433なら大丈夫とも言い切れませんが、修正としては妥当だったと思います。給水タイムがあって良かった。
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