私も来季は3バックで行く可能性の方が高いと思います。
今のチェルシーの面子だとあんまり4バックにする旨味を感じないんですよね。
4バックの最大の弱点は、工夫無しでは組み立てがしにくいことにあると思います。
簡単に言うと、SBが高い位置を取ればCB2枚で回さなくてはいけなくなるし、SBが低い位置を取れば後ろに重くなる。
従って、ちゃんと前線からプレスをかけてくるチームと対する際には、結局レアルのクロースみたいに中盤の選手がDFラインまで降りるなり、片方のSBがDFラインに残りもう片方が高い位置を取る(CLシティのウォーカー、ジンチェンコみたいな形)なりを取る必要が出てくるため、最終的には3バックに近い形になることが多い。
SBを片方残すパターンだと、今のチェルシーの場合アスピリクエタがDFラインに残ってチルウェルに高い位置を取らせるって形になるんでしょうが、でもこれって結局オドイやプリシッチをRWB起用した際の状況と攻撃面で変化がないんですよね。
上手くいっている守備面をあえて崩して、攻撃時にやってることが3バックの時と一緒ではリスクリターンが見合っていないので、このパターンはちょっと考えにくい。
じゃあ中盤がDFラインに降りていくパターンは?って考えると、
@442の場合、CHが1枚降りる分中央がスカスカになるので前線の誰かが連動して降りて来る必要があり、適正を考えたらその役割はマウントになる。でも、攻撃的な選手をより多く起用するために4バックにするようなものなのに、結果としてマウントを低い位置に配置することになっては本末転倒。
A433の場合、例えばジョルジーニョが一列降りて、カンテとコバチッチがCHとして振る舞えば、まずまずバランスはいいと思うんですけど、ただでさえ中盤の枚数足りていない状態で433ってあんまり現実的じゃない(裏芸としては面白いと思う)。
Aのパターンについては中盤の枚数が揃いさえすればメインに据える戦術として可能性がありそうなので、夏の補強で例えばヴェラッティとティーレマンス獲得しました、CBの補強はありませんってなったら、4バックやりたいんだなってことになると思います。
育成年代も含めた将来的な構想を考えると、4バックの方がって気持ちはなくはないんですが、結果を出した今、リスクを取ってやることではないのかなあというのが個人的な意見です。